厳選のコルマール

カテドラル周辺

カテドラル広場から見たカテドラル。

 屋根にコウノトリの巣。巣の枠は鉄製の物を設置してある。それに鳥が木の枝を運んで巣造りする。
 この年2003年には、第2次大戦後初めてこの巣で雛を孵した。





カテドラルの内部。

 内陣の左側にある最後の晩餐のレリーフ。

 後陣背後のステンドグラス。


カテドラルに面したコルマール最古の家の一つ。

 真ん中の黄色い壁の家が最古の家と言われている。
 2001年に完全に解体しての修理があった。



 カテドラルの外壁に彫られた溝。
 布地の取引時長さの公式スタンダードを示すもの。




旧税関周辺

ラインの水運の隆盛と、ハプスブルグ家の支配を今に伝える双頭の鷲の紋章

 30年戦争では旧教の宗主ハプスブルグ家の応接間と言われた豊かなるアルザスは、勝手にやってきて居座る傭兵隊の駐屯で大きな負担を強いられ、 さらに傭兵達の徹底的な個人的略奪に遭い、 仕上げに新教側のスウェーデン王、カール・グスタフにオー・コーネッヒスブルグ城ごと破壊された。



コルマールの象徴の一つ、レストラン、フェー・ルージュ(赤い蹄鉄)と広場。レストランの風見、ビールで乾杯している。
 ヨーロッパの旅;入り口のページの写真はこの広場のクリスマス・イルミネーション風景である。





 ハンガリーからワイン用の葡萄、トーカイ・ピノ・グリとトーカイ・ピノ・ノワをもたらしたラザーレ・シュヴェンディ卿=バルトルディ作。
 ピノ・グリは濃厚な味の白ワインでフォアグラ向き、ビノ・ノワはアルザス唯一の赤ワインである。

 この像が立っている旧税関の裏庭はかってはライン川につながる運河で、税関はこの運河を使った水運への課税用に作られた。
 この写真の頃は運河は蓋がされ暗渠になっていたが、現在は開鑿され、税関裏広場は水辺の公園になっているらしい。



魚屋さん通り、運河沿いの通り。







革なめし屋さん通り。

 革を乾燥させるための大きなベランダスペースが必要でこのような巨大な木造建築の集合体の高層建築になったという。火事にでもなったらおそらく再建不能。




アルザスの風物、木組みの家。
 約100年前には廃れて木組みの上に土壁を塗って隠していた家もある。
 交差の木組みは子孫繁栄の願い。
 家の修理の際には木組みは分解再利用する。そのために組み立て位置を示す記号が各木材に印されている。




メゾン・ド・テット周辺。

メゾン・ド・テット通り                          メゾン・ド・テット        写真屋さん前の通り。



ホテル・マルシャル;ドイツ本拠のロマンチックホテルのチェーン

 プチベニスの橋の上から。オーナーの曰く毎日世界で最も沢山の写真を撮られるホテル。



ホテル正面と看板。



 ロビー。部屋の名前が全部音楽家の名前になっている。31号室、ブルックナーの間。勿論シュバイツァーの間もある。



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