たんぽぽについて

たんぽぽの大群落は春のヨーロッパの田舎の魅力の一つ。季節に旅するとあちこちで黄色のじゅうたんをみかける。

ティティゼー近く

シュバルツバルト/ドイツ

 コルマールとはライン河をはさんで反対側にあるフライブルグは標高約290mで、 ここからから東に向かうとシュバルツバルトの山岳地帯でかなり急な登攀になる。 登りきると標高約900mを頂点として道は緩やかな下りになるが、その下りになりかかった付近には牧場が広がっている。
 この付近はライン河とドナウ河の水系が入り混じっているが、ティティゼー付近は分水嶺の南斜面にあってライン水系に属する。


グリンデルヴァルトのアルプ

スイス

 言わずと知れたスイスの大観光地であるが、観光で歩くのは駅付近とフィルスト行きのロープウェイ駅付近が中心であろう。
 駅の辺りから見ると目の下から反対側の斜面に亘って広がるアイガーの麓のアルプは登山鉄道に乗って窓から眺める所で、歩いて行くということはまずないが、 クライネシャイデック行きのロープウェイが出ている付近から、斜面に登ってみるとアルプが広がっている。  グリンデルヴァルトの村とヴェッターホルンを背景にしてりんご畑のタンポポの中でヤギがこちらを見ている。



トリーゼンベルクのりんご畑

リヒテンシュタイン

 オーストリアとスイスに挟まれた小さな国リヒテンシュタイン公国は、ライン河河畔に首都ファズーツがあり、ファズーツ以外の所に行く事は まず無いが、かってはアルペンスキーで強い選手がいたように国の東半分のオーストア国境側は山岳地帯である。
 トリーゼンベルクはその登り口の村で、斜面にりんご畑が広がっている。

 目の下をライン河が悠々と流れる。



シュケイ

ノルウェー

 シュケイはノルウェー南部の町というより村で、ベルゲンから中部ノルウェーへの道路網の宿場の一つである。 北緯62度くらいで、ベルゲンから随分と走った気になるが、古都トロンハイムよりはるか南である。
 ノルウェーと言う国は南北に長い国土をフィヨルドが東西にズタズタに切り刻んでいるので陸路の南北の移動は容易ではない。  鉄道は比較的内陸を南北に走る一本だけ、長距離旅行はバスが主になるが、移動距離が長いとフェリーによるフィヨルド渡りと峠越えを5回も6回も繰り返す事になる。 その代わり『海からいきなりスイス』の素晴らしい景色が続く。



フリムス

ライン谷/スイス

 ボーデン湖からクール付近までは悠々と流れる大河の様相を持つライン河も、クールからライン谷を遡っていくとかなり流れのきつい川になる。
 フリムスはライン谷にある温泉保養地。街道はほぼライン川に沿うが、フィルムス付近ではライン川から少し離れ、道路は北側の山際一杯を走る。
 道路からライン川迄の約3Kmの平らな土地は北側の斜面の崩壊で出来たものだという。その平原が春にはタンポポで覆われる。



ゲンミ峠

ロイカーバート/スイス

 シャーロック・ホームズがワトソンと共に、モリアーティー教授の魔の手から逃れる為に越えたゲンミ峠は徒歩峠で車では越えられない。
 シーズンには峠の上まで行くロープウェイが運転しているが、これに乗らないで歩くとなると相当タフなハイキング・コースである。
 峠の麓にある温泉保養地ロイカーバートは、 ゲンミ峠がローヌ谷からベルン、インターラーケン方面への交通路として実用的価値があった徒歩旅行時代は、峠越えの主要宿場でもあった。



ゼーフェルド

チロル/オーストリア

 ローマへと続く道、ロマンチック街道のドイツ最後の宿場町ミッテルンバルトを過ぎてオーストリアに入ると、 道はドイツアルペンの高原からチロルの本谷に下って行く。
 ゼーフェルドはチロル谷の縁に位置している町で、チロルの首都で、ブレンナー峠への入り口であるインスブルックには近い。
 国際級のスキージャンプ台があり、インスブルック・オリンピックでは競技会場になった。 昔、北国から陽光溢れるイタリアに向かう旅人は、ここでチロル谷を隔てて聳えるアルプスを越える最後の難関ブレンナー峠を眺めたであろう。




べルリナ峠

べルリナ峠南斜面/スイス

 スイスを代表する高級リゾート、サンモリッツからイタリアのティラーノに抜けるべルリナ街道は、レーティッシュ鉄道べルリナ線と絡まりあうように 南下するが、鉄道は、べルリナ峠越えでは鉄道はラーゴ・ビアンコからバリュ氷河の方面のルートを通るため、峠をまともに越える道路と暫く離れる。
 べルリナ峠もアルプスの多くの峠と同様に北側からは比較的緩やかで、南斜面はかなり急斜面になっている。峠を下るとイタリアの匂いがする風景となる。
 しかし、南向きの急斜面はまだ続き、汽車は360度オープンループ橋という離れ業を演じつつテラーノ目指して駆け下っていく。



オーベルヴァルト付近

ローヌ谷/スイス

 オーベルヴァルトはローヌ谷のどん詰まり、新フルカトンネル越えの汽車フェリー基地である。 この場所にタンポポが咲いている季節には、フルカ峠やグリムゼル峠を車で越えられるか(除雪されているか)どうかは微妙であるが、 フルカ峠は通年で汽車フェリーがここからアンデルマット近郊のレアルプまで車ごと運んでくれるので、 ローヌ谷を遡って行き止まりで引き返さなければならないと言う事はない。
 ローヌ谷はスイス観光での最大目玉のマッタ―ホルンがあるツェルマットへの入り口がある谷なので、スイス観光を楽しんだ人なら交通機関が何であったかは兎も角 誰もがローヌ谷を通った事がある筈である。



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