チュネッタ展望台(2083m)へのハイキング

 シーズンオフで、エンガディン全域のロープウェイの類は一切動いていないので、自力で歩くしかない。 歩いて行けるモルテラッチュ氷河とピッツ・ベルリナ山群の展望台として、チュネッタを選んだ。
残念ながらピッツベルリナ主峰には雲がまとわりついて離れず良く見えなかったが、モルテラッチュ氷河は良く見えた。


 モルテラッチュ氷河は温暖化で急速に後退しており、かっては歩いているこの辺りも氷河であったと云うことで、河原に各時代の氷河の先端が示してある。

 地球温暖化は人間の営みのせいと言われるけれど、太陽の活動も関係してくる。太陽がほんの一寸その核融合量を変えただけで 地球の気候は大きく変わり、氷河期になったり、間氷期になったりする。縄文時代の炭酸ガス排出量が大きかったとは思えないが 縄文時代は温暖であったと言われている。また、江戸時代1700年代から1900年位までは小氷河期といわれ、世界的に その前の時代より寒かったと言われている、今の温暖化はその反動と言われているし、気温比較の対象を小氷河期名残の100年前に 持っていくのはある意味で誤りと言う説もある。



ピッツ・ベルリナとモルテラッチュ氷河方面



植物と動物


岩に生えた苔の模様と、右隅にHOUSELEEKの芽。

花はこれ(MOUNTAIN HOUSELEEK)
7月,チロル・オーバーグルグル



似たのがいっぱいあって非常に同定が難しいけれどたぶんVILLOUS PRIMROSE


松の木の枝にりす。



ハイキングコース入り口にあった大きな道標。これに従うと、川の左岸の斜面を行く事になり、非常にきつい登りに誘導される。

モルテラッチ氷河からの白く濁った水。氷河からの川というのはみんな初めは大した事はない。
ラウターブルンネンのあの凄いシュタウフバッハの 滝やトリンメルバッハの滝からの川も滝の下では小さな小川である。





モルテラッチ駅。汽車が20分位遅れて来た。






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