ボージュ アルプスを望む

 アルザスワイン街道の南の端辺りにアルザスで一番美しいという教会の尖塔があるThanという町がある。
Thanはボージュを越える峠の一つのアルザス側出口であり、その峠道の街道が走る谷からさらに入る支流の谷の村で生まれ育った 若い同僚が僕の家のそばから車で登る Le Marksteinkopf からアルプスが見えると教えてくれた。
 そういう話を聞くとほっとけない性格であるが、Le Marksteinkopf からアルプスまでは直線距離で220Kmあるのでいつでも見える と言うわけではない。富士山が見える最大距離は200Kmくらいと言われているので、220Kmというのは難関である。 教えてくれた当人も数回しか見た事が無いという。
 と言うわけでコルマールからLe Marksteinkopfまで片道約100Kmのドライブで何度かチャレンジし、そのアルプスなるものを遠望するのに一度だけ成功した。



 秋の午後、雲海の地平と雲の間に見えた白銀のアルプス。

 Le Marksteinkopfの標高は1241m。向いている方角はほぼ真南。
雲海からかろうじて頭を出している黒い山影はスイスとフランスの国境にあるジュラ山系で直線距離で80Km〜100Kmある。麓には ヌシャテル湖が広がっている。

 その正確に向こう側はモンブラン山群に当たり、Le Marksteinkopfから直線距離で約220Kmある。 その左側は、ユングフラウやアイガーのベルンナーアルプスが手前、ローヌの谷を隔てて奥側にマッターホルンやモンテローサがある山脈がかぶっている 筈であるがこの写真でははっきりしない。



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